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2002年3月31日 (日)

合理化

美容院で髪を染めた。

そこは自動シャンプー機を導入していた。初めてなので戸惑ってしまったが、強めのシャワーで洗い流すだけだった。てっきりロボットの腕にわしゃわしゃと洗われるのかと思い、とても怖かった。

自動シャンプーは無料だったが、コースメニューには「手洗いシャンプー500円」というものがあった。やはり怖がる人はたくさんいるのだろう。


2002年3月30日 (土)

暑苦しい人

わたしたちは季節の移ろいを愛でる。

春には花見、秋には月見、冬には雪見をする。夏はどうなっているのだろうか。日光浴というものがあるが、別にそれは風流ではない。

ぎらぎらと照りつける太陽を見ても、もののあわれを感じない。目が痛いだけである。


2002年3月29日 (金)

趣味はそれぞれ

会社の若い男性が転勤するので、有志でプレゼントを贈ることにした。

「選ぶのはまかせて」と名乗り出たのはかなり年配の女性だった。彼女が買ってきたものは、ピエロがたくさんプリントされているネクタイだった。もらった方も困惑していると思う。

わたしもいずれ歳をとれば、贈り物にピエロのネクタイを選ぶようになるのだろうか。


2002年3月28日 (木)

フィギアだと思ってた

フィギュアスケートの演技が終わると、観客席からたくさんのプレゼントが投げ入れられる。

たいていは花束かぬいぐるみである。ファンはもっとオリジナリティーを追求するべきだろう。選手の好物であればべったら漬けや水戸納豆を投げ入れてもいいと思う。

ロシアの選手にウォッカのびんを投げ入れるのも効果的だ。


2002年3月27日 (水)

危機管理

電車ではなんとなく端の席に座るくせがあった。

たまに端の手すりに腰掛ける人がいる。するとちょうどわたしの顔の真横にしりがくる。場合によっては、しりまでわずか3cmしかないこともある。気持ち悪いので端の席に座るのはもうやめよう。

目の前に立たれたとしても、股間までの距離は30cmはある。30cmあれば大丈夫。


2002年3月26日 (火)

残業中

雑誌の懸賞にハガキを出してみた。

そういうものに応募する際、本人の住所と氏名を記入するのは分かるが、はたして年齢や職業、電話番号を書く必要があるのだろうか。どうもわたしの個人情報がよそに流されているような気がしてならない。

どうせやるなら徹底的にしよう。身長、体重、靴のサイズ、好きな食べ物、座右の銘も書いておいた。もしかしたら当選するかも知れない。


2002年3月25日 (月)

これで半人前

会社のパーティーに出席した。相変わらず女ばかり150名ほど参加していた。

デザートのケーキはバイキング形式だった。めいめい好きなケーキを皿に取り分けるのだが、なぜかみんな皿を2枚持ち、それを山盛りにして席に戻って行った。その結果、最後の方に並んだわたしにはひとつも残らなかった。

係の人は「どうかご了承下さい」と言った。了承できるか。


2002年3月24日 (日)

仕事中

ドラマなどで、うたた寝をしている人にそっと毛布をかけるシーンがよくある。

しかしよっぽど熟睡しているならともかく、毛布なんてかけたら普通目を覚ましてしまうと思う。しかも「風邪ひくよ」などとセリフが入る場合もある。これでは起こしているようなものだ。

睡眠を妨害しないためにはとにかく押し黙り、毛布は1秒間に1cmずつ慎重にかけていくべきだろう。


2002年3月23日 (土)

マイカー

父は自分で洗車する。

ガソリンスタンドで洗ってもらったら楽なのにと言うと、機械洗車は荒っぽいので目に見えない傷が車体につくからいやだという。

目に見えないんだったら別にいいじゃないか。


2002年3月22日 (金)

こんなんじゃないです

となりの部署に美人の女子社員がいる。あんまりきれいなので、ちょっと近寄りがたい雰囲気だ。

今日、彼女が携帯電話でしゃべっているところに居合わせた。彼氏と話しているようなのだが、どうも彼女は彼氏のことを「あんた」と呼んでいるということが分かった。

なんか肝っ玉かあさんみたいだ。急に親近感がわいた。


2002年3月21日 (木)

わたしの部屋

わたしの学習机は祖父が日曜大工で作ってくれたものである。

とても頑丈で重宝している。大きなパソコン本体とモニタを置いてもびくともしない。かれこれ22年も使っている、愛着のある机だ。

ただ、一緒に作ってくれた椅子はわたしの重量に耐えきれず、20年前に大破した。


2002年3月20日 (水)

みんな同じ顔

服屋の店員に勧められるのが苦手だ。

特に「これいいでしょう、わたしも買ったんですよ」と言われると困る。店員がそのとき実際に着ているのであれば雰囲気がわかっていいのだが、そうでない場合はこちらはどう反応すればいいのだろう。

あなたとおそろいなんてまっぴらです、とも言いにくい。


2002年3月19日 (火)

さる

課長が三匹のこぶたの話をしてくれた。

何かのたとえなのか、仕事への教訓なのか。ともかく襟を正して聞いていたのだが、最後に「というわけで、めでたしめでたし」と言って終わった。さらに「おもしろいでしょ」と付け加えた。

わたしが仕事もせずに遊んでばかりいるのは、この人のせいかも知れない。


2002年3月18日 (月)

なくてもいいですね

ジャケットのベルトをうしろで結ぶのが流行している。

とりあえずわたしも真似をしてみたのだが、電車のシートに座ったときに結び目が背中に当たって非常に具合が悪い。友達は平気な顔をしている。ということは、彼女らはなにも感じていないらしい。

繊細な人間はいつも損をする。


2002年3月17日 (日)

武富士

みんなわき毛の処理に余念がない。

すでに5人の友人が永久脱毛を体験した。本当に生えてこなくなるらしい。これからの人生、わきの手入れをしなくて済むのは快適だと語っている。

もし今後、わき毛ブームが起こったらどうするつもりだろう。つけ毛でもするんだろうか。


2002年3月15日 (金)

意外と難しい

いつも利用している電車の車体に大きな落書きがあった。

立体的なアルファベットがカラースプレーで描かれている。ニューヨークで見かけるような、アート感あふれる作品だ。もちろん犯人は許せないが、彼らはきっと芸術を表現せずにはいられないのだろう。

しかし、3両編成のローカル単線に芸術もへったくれもない。「極悪連盟参上」とかのほうが似合う。


2002年3月14日 (木)

背が低く見える靴

平底靴が流行しているようだ。

店員に勧められて試しにはいてみたら、サイズは合っているのにつま先が余って脱げそうになる。店員によると、このタイプの靴は中に詰め物をしてはくのが主流なんだそうだ。本当かよ。

23cmを25cmに見せるシークレットシューズ。なんか意味があるのだろうか。


2002年3月13日 (水)

たまには化粧でもするか

わたしの前髪は上図のように左側に流れている。

街の女性や雑誌のモデルなどを見ていたら、右向きの人が圧倒的に多いことに気付いた。人と違うとなんだか不安なので、むりやり逆方向に流してみた。みんなと同じになったので安心である。

これでも個性的な女性を目指しているつもりだ。


2002年3月12日 (火)

フー

部屋にカメムシがいたので驚いた。

なんとか外に追い出したので、被害は最小限にとどめることができた。それにしても、こんな季節にカメムシが闖入してくるとはどういうことか。

ちなみに闖入とは、ことわりなく突然はいりこむという意味である。ことわって入ってくるカメムシもいやだが。


2002年3月11日 (月)

調理実習

もうすぐ社員食堂のメニューが減る。経費削減のためだ。

一番辛いのは、カツカレーがなくなることだ。通常のカレーライスは継続されることになったが、それだけではわたしは足りないのだ。普段は弁当を持参しているが、たまのぜいたくとしてささやかな楽しみだったのに。

仕方がないので、トンカツは持参することにしよう。マイカツ。


2002年3月10日 (日)

RL

スーパーに「神戸めがみ山プリン」というものが売っていた。

目神山町という地名は西宮市にある。西宮市は神戸ではない。つまりこれは「京風札幌ラーメン」とか「フランスインドカレー」とか言っているのと同じことである。

こうした間違いは他にもたくさんあるのだろうが、土地の地名度が低いためにあまり気付かれずに放置されているケースが多いと思う。


2002年3月 8日 (金)

よりによって

泉の広場に昔からある喫茶店「エリート」が改装されておしゃれなオープンカフェになったが、新しい店名が「泉のテラス」というもっさいネーミングのため、どうも入る気がしない。

壁面には小さなタイルをモザイク状に散りばめて、かわいい雰囲気を出している。しかしよく見たら、そのタイルで「泉のテラス」と描かれていた(上図参照)。

あくまでも改名するつもりはないようだ。わたしもなかなか歩み寄ることができないでいる。


2002年3月 7日 (木)

!

梅田駅で偶然友人を見つけた。

向かいのホームに見慣れた人影。あれは!と、思わず駆け出すわたし。人の流れに逆らって走る姿はまるで映画のワンシーンのようだった。BGMはバラード、映像はスローモーション。なんだか恋が始まりそうである。

しかしそのときわたしがウォークマンで聴いていたのは民謡だった。始まる恋も始まらない。


2002年3月 6日 (水)

もらっても困る

いらなくなった物を利用して小物を作る、という特集を雑誌で読んだ。

はぎれや針金などをつかって出来上がる作品は、オブジェ、壁飾り、ピンブローチなど。どれもこれも役に立たないものばかりだ。

廃物を有効利用できてこそリサイクルである。ゴミを寄せ集めてでかいゴミを作ってどうする。


2002年3月 5日 (火)

パタヤは江ノ島程度だと言われた

学生時代の卒業旅行は、金持ち組と貧乏組に分かれた。金持ちの友人はハワイに行き、貧乏なわたしたちはタイに行った。

金持ち組はそのとき運悪く雨に降られ、ハワイだというのに全然リゾート気分が味わえなかったらしい。一方貧乏組のタイはずっといい天気だった。金持ち組は「わたしたちもタイにすればよかったわ」と嘆いた。

しかしそのときタイは高温が続き、ゴキブリが異常発生していた。ゴキブリまみれのリゾートなんてうらやましいのか。


2002年3月 4日 (月)

現場検証

電車の中でいきなり人が倒れた。

誰かが気を効かせて車掌に知らせ、列車は次の駅で臨時停止した。病人は無事に運び出され、乗客はみなホッと胸をなでおろした。そこで車内アナウンスが流れた。「急病人のため列車が遅れ、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」

病人も別に倒れたくて倒れたわけじゃないだろうに、迷惑扱いされている。なんだか気の毒だ。


2002年3月 3日 (日)

OL

おもに阪急電車を利用している。

終点に着くと「この電車はこれまででございます」というアナウンスが流れる。よく戦国時代の武将が「むむ、もはやこれまで」と言って自害するが、それを想像してしまう。電車の場合はやはり解体されてなくなってしまうのだろうか。

通勤のたびに物悲しくなってしまう。


2002年3月 2日 (土)

メガネがいらないとき

中学校の卒業式では、なぜか讃美歌を歌う習慣があった。

その讃美歌は大変難しい曲で、ちゃんとしたコーラスができるようになるまでは相当練習させられた。恐ろしい教師たちに「ちゃんと声出さんかいワレー」だの「楽譜見るなっちゅーとるやろがボケー」だのと罵倒され、ときには竹刀で殴られた。

今でも讃美歌を聴くと恐怖を覚える。


2002年3月 1日 (金)

出発と書いて旅立ちと読む

卒業式のシーズンだ。

そういえばわたしの小学校の卒業式では、女生徒のほとんどが感極まって涙を流していた。また会おうね、とか、ずっと友達だよ、などと言っていた。どっちみちみんな同じ公立中学に進学するというのに。

卒業後、すぐに同窓会が催されたようだが、わたしはなぜか呼ばれなかった。もしかして卒業式に泣かなかったのが原因だろうか。


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